ベートーヴェンの「第九」(その7)

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ベートーヴェンの「第九」をコンサートで聴いたのは、小沢征爾/ボストン交響楽団によるもので、
1982年か83年のどちらか、人見記念講堂におけるものが最初である。
実は、このときが、生のオーケストラを聴いた、はじめてのことだった。

それもあってだろう、第4楽章には涙した。
ベートーヴェンの巨きさに、感動してのことだった。いまでも、その感動だけははっきりと残っている。

あれから20数年。ふり返って見ると、「第九」をコンサートで聴いたのは、これ一度きりである。

バーンスタインもジュリーニも、いまは、もういない。
この人の演奏ならば、聴きたい、ホールに足を運んで聴きたい、
そう思える指揮者が、すぐに頭に浮かんでこない。
それもさびしいものだなぁ、と思っていたら、数日前、ある名前を目にした。

グスターボ・ドゥダメルとシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ。

今日も、この名前を目にした。

彼らが、この先、日本で、「第九」をやってくれるかなんて、わからない。
でも、もし聴けるのであれば、ぜひとも行きたい。

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